心理学の中のひとつ。
「社会的証明」
社会的証明とは、周囲の人が自分より知識や経験があるという仮定のもと、周囲の判断が正しいと思いこみ、その後の行動を決めてしまう心理傾向のこと。
この法則を使った面白い事例がある。
納税期限を守ってもらうための簡単な工夫
— しゅうへい |Shuhei Murakami (@shupeiman) 2019年12月17日
・2009年イギリス国税庁は督促状に「大多数の国民は納税期限までに税金を納めている」と一文追加
・前年と比較して、66%多く滞納金が回収できた
・「社会的証明」といって、人間の行動の大部分は周囲の人の行動によって決定される、人間の基本原理
こういう事例含め良くも悪くも効果がある。
上記は良い例だけど悪い例もたくさんある。
社会的証明を簡単に言うと、長いものに巻かれろということだと思う。
それが裏目に出た事例。
韓国で2014年に起こったセウォル号の沈没事故。
徐々に船体が傾いているにも関わらず、待機してくださいのアナウンス。
それに従いほとんどの人が避難せず、船内に留まった。
結果、乗客の2/3ほどの人が亡くなった事故。
周りの人が避難しないので自分も避難しないという選択をする人がほとんどだった。
そして、沈没寸前になって命の危機を感じ、避難する。避難している人を見て、僕も私もと
全員が避難を試みる。
ここまで危機的な状況には遭っていないけど、人生も社会的証明にかなり左右されているなぁ
と感じました。
僕の経験に置き換えると、工業高校に行ったので周りはほとんど就職組で、特になんにも考えずに流される形で就職したのかなぁと。
ってなわけで「社会的証明」でした〜。
それではまた。